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プレミアリーグのユニホームスポンサー
日本とスポンサーの業種構成が大部違う。
<銀行、金融、投資関連>
ニューカッスル、サンダーランド、リバポ、フラム
<保険>
マンU、ノリッジ
<ブックメーカー>
ウィガン、ストーク、ウェストハム
<オンラインカジノ>
スウォンジシティ
<カジノ(外資)>
アストンビラ
<スーパーマーケットチェーン>
レディング
<ネット系不動産>
WBA
<IT関連(AR コンテンツプラットフォーム)>
スパーズ
<IT関連(エンジニアリング)>
セインツ
消費財メーカーは少ない。金融、ギャンブル、保険など金融や投資などお金周りが多い。消費財スポンサーは外資ばかり、航空会社も外資オンリー。
これは、英国の経済環境を反映しているというのとプレミアリーグの価値がグローバル化していることによる。
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一方Jリーグ(Wikiより抜粋)はこんなです。
家電量販
★水戸ホーリーホック
ケーズホールディングス(ケーズデンキ)
電気
★ジェフユナイテッド市原・千葉
富士電機
インフラサービス
★FC東京
東京ガスライフバル(LIFEVAL)
住宅リフォーム
★FC町田ゼルビア
イーグル建創
給食・ケータリング
★横浜FC
LEOC
★湘南ベルマーレ
なし
食品
★ヴァンフォーレ甲府
はくばく
物流
★清水エスパルス
鈴与
★FC岐阜
なし
電気
★京都サンガF.C.
京セラ
先端技術ベンチャー
★ガイナーレ鳥取
ナノオプトニクス・エナジー
人材派遣
★ファジアーノ岡山
グロップ
飲料
★徳島ヴォルティス
大塚製薬(POCARI SWEAT)
★アビスパ福岡
なし
健康食品・化粧品
★サガン鳥栖
DHC
ローカル企業重視なのはわかるが、いわゆるナショナルブランドやグローバルブランドは自動車、電気のみ。電気は「斜陽」だし外資は依然規制されているようだ。でも、ジュビロのネスレや浦和のDHLはなぜ認められていたのかがよくわからん。競合会社がなかったから?
外資を認めてしまうと、外資に食い荒らされるチームが出てくるおそれがあるから解禁していないらしいが、外資じゃないのにスポンサー撤退でチームがなくなったり、経営悪化して低迷したりするケースがあるのに外資だけ規制してるのって時代錯誤ですね。
そのくせしてアジア市場へのJリーグブランド・コンテンツの販売へは意欲的なんだと。同時にビッグクラブを育てるというリーグの新しい方向性も打ち出しているようですし。いわゆるプロビンチアすなわち地域への土着と、中東や中国リーグとの競合などのグローバル対応と非常に微妙なバランス感覚が必要なJリーグ、自国リーグが地盤沈下するということは将来的には選手の育成にも影響することなので心配ではあります。
外資系保険金融、LCC、家電海外メーカーは規制緩和で競争力や、シェア拡大に意欲的なのでどんどん入ってくるべきだと思うが。TPPなり市場自由化するということはこういう外資規制もなくなるということだろうし。