ART CYCLE STUDIO クロモリロードS400

2年前に買った格安ロードバイク、大阪のART CYCLE STUDIOのクロモリロードS400ですが、当初はアップグレードなんか考えず町乗り、ポタリング専用と思っていました。でもロードバイクというのはやはりスピードや軽量化の魔力に引き込まれやすいものなんですな。あっさりアップグレードに取り掛かってしまいました。

ちなみにオリジナルはこれ。フレームは中国製で激安ですが組み立ては国内でやっているのできちんと調整してあります。

まず取り掛かったのはデュアコン化。今ではArt Cycle Studioではデュアコンの格安モデルをラインナップに載せていますが、2年前はまだなかったので、デュアルシフトコントローラーをネットで探しました。でも、7x2速に対応しているコントローラーって今やほとんど無いんですねえ。2x8の16速が主流で2x9の18速が最新トレンドだというのに気づいたときにはもやは後戻りできず。意地でも2x7対応を探してやろうと思っていたら、シマノが2x7ユーザーからの声に対応してくれました。まあ、2x7速って治具や金型の償却も終わっているはずなので原価も安いのでしょう。たぶんロット数限定で発売されました。これのSTIのみ購入することにしました。


結果、快適なシフトチェンジが出来るようになりました。しかし、交換は簡単だったものの、やはりフルコンポの交換ではなくシフターだけの交換ではディレーラーとの相性が合わないようで。ローギア側の交換でもたつきがときどき起るようになってしまいました。とはいえ、もたつきはフロントがアウターのときに起るのはわかっているので注意しながらシフトチェンジすれば問題ありません。

次に手を付けたのはタイヤ。S400には28mm幅のタイヤが純正でついていますが、やはり設置面積が広いので転がり抵抗は大きいようです。普段多摩川や246号線を走っていると、同じように踏んでいるのに23mmのレースタイヤのバイクについていくのがしんどいということがあったので、これは体力や体重だけの問題ではないだろうと思い交換することにしました。丁度、レースではないですが山上りのイベントに参加を決めてて、軽量化&高速化は必要だろうとも思ってましたので思い切って交換しました。
S400にはALEX DC19 700Cというリムが付いています。調べてみるとぎりぎり23mm幅のレースタイヤは取り付けられそうです。
そこで購入したのがパナレーサーの23x700cのトレーニングタイヤとシュワルベのチューブ、もともと付いていたチューブは25−28だったので23mm幅には使えず、チューブごとの交換になりました。

SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700x18-28Cチューブ 仏式 40?バルブ 15SV

SCHWALBE(シュワルベ) 【正規品】700x18-28Cチューブ 仏式 40?バルブ 15SV



とりあえずこれでまあまあスピードが落ちなくなった感はあります。あとは現在トゥクリップ仕様になっているのをSPDに変えようかと思っていますが、全てのパーツ類は格安でなければならないというポリシーがありますので、現在ヤフオクなどでSPDシューズ、ペダルを物色中です。気軽なレーサーを目指しているのでSPD-SLにはしないつもりです。普通に歩くことが出来ないシューズじゃやはり駄目でしょう。他にはパーツ交換としてはサドルも白に替えたい。

どうでしょう?タイヤの細さは明らかに違いますね。
完成品で全て最高のスペックのパーツでそろえるのもいいけど、パーツをちょこちょこ換えながら乗ってるのも良いと思います。まあ、高級バイクが買えない僻みではありますが、クロモリが好きなのでトマシーニなどの高級品となるとフレームだけで20−30万、カンパニョーロのコンポなどで全てそろえると40万以上になるということで当面はこれで良いかなと思います。