映画「ツイスター」を思い出した。
先日の竜巻の実態が明らかになっている。竜巻の瞬間の映像が沢山記録されているものの、日本には竜巻を追いかけるような研究者はいないから竜巻が起こる寸前や実際竜巻が起きる過程は映像にほとんど残っていない。
いろいろ検索してDLした結果、今のところこれが筑波のスーパー・セルの画像。局地的な丸い積乱雲という形からしてスーパーセルで間違いないんじゃね?
その辺北米ではトルネード研究が映画になるぐらい盛んなので竜巻がスーパー・セルと呼ばれる積乱雲の親玉みたいなやつから生まれるってのがわかっているようです。
多分、つくばや真岡市などでもこんな雲が見えたのではと推察。逆な見方をすればこんな雲が間近に見えたらヤバイということです。それにしても恐ろしいほどの景色。
これだけ画像を見ると、スーパーセルってなんなのかなんとなくだがわかってきた感。
・積乱雲の上部はきれいに「かたとこ型」にひろがっている
・そのしたの低く垂れ込めた部分は分厚いパンケーキのような形で部分的におっぱいのようにモコモコと垂れている
・分厚い雲なので地表近くは太陽光を遮っており暗い
・地表近くに垂れ込めたアーチ雲の部分はカメラの画角にも納まるということから意外と局地的な分厚い丸い雲の固まりにみえるみたい
・さらに地表近くに低い寒気と暖気の境目の寒冷前線の雲が出来る場合もある
・それまで暖かかったのに急に雨雲の方角から冷たい風が吹いてくる
この冬から春にかけてが寒かったので、温度差があるこの時期だけなのか、それとも寒気が今後も強ければ地表の温度と上空の温度差によってこれからも発生するのか気になるところです。
ちなみに日本のストーム・チェイサーの人のブログもみつけたよ。