再び騙す

klincy2005-05-23

[Kuching Cantik!][海外帰国にゃんこ]前回、マイクロチップの埋め込み&ワクチン接種につれて行くとき、勘の良いクリ嬢を「騙し」てケージに押し込んだお入りいただいた。というのもいつも物置からケージを出す音を聴いた瞬間、お嬢様は地域避難場所として本人だけが認定しているベッドの下へ移動して「またあたしをどこかつれてくきでしょ?それだけはいや!」と警戒モードに入ってしまう。そのため前回は、ケージは出して出かける準備をしてもしばらくは知らん振りをしてそのうち自分から安心して出てくるのを待ちうけてすばやく捕まえ上向きにしたケージのなかに半ば落とすような状態でいれたケージ内に無事誘導させていただいた。

さて今回、前回の「騙し」の記憶もまだ頭の片隅に残っているであろうお嬢様をもう一度引っ掛けるために、ケージは事前に物置から出して玄関にさりげなーく置いておき、不審に思う姫様を完全に無視、仕掛け人二人(ほで&はぐ)は出かける気配さえ見せずにテレビをつけてターゲットの姫様が安心して出てくるのを待つことしばし。のこのこ出てくるクリ嬢。チャーンスと捕まえようとした瞬間、光る稲妻、轟く雷鳴。急に鳴り出した雷にビビッて耳を折りたたんで足を回転させながらクリはベッド下に退避。で、一回目の確保作戦失敗。

二回目、ベランダの戸を開けたりしてさらに出かける気配を消し待ち受ける仕掛け人。ようやくベッド下から這い出て「でかけないよねー?だったらブラッシングしてぇー」と甘えようと近づいてきたお嬢様をまず手ブラシでさらに安心させ、そのうちゆっくり抱き上げる仕掛け人A(ほで)。本猫が「??」、「もしかして?、捕まってるあたし?」と思うや否か仕掛け人Aは「ターゲット、確保!」を叫び仕掛け人B(はぐ)が用意するケージの中へ。「イヤーーン、まただまされーたーー」と鳴く声も無視し出かける準備開始。

ちなみにその間もう一人の茶髪コギャルのリキはなにをしていたのかというと、寝室のソファの決して隠れているとはいえない影でじっとしてるだけ。シャー!と一声鳴くもあっけなく捕まりもう一つのケージの中へ。

ということで猫ズたちは無事2回目のワクチンを接種したのであった。

長谷川院長ことKOH先生とも次の段取りを打ち合わせして、次回は抗体価が上昇する時期を狙って6月11日にいよいよ採血することになった。でも採血は首筋から行なうそうで暴れん坊のリキの場合は麻酔が必要になるかもとのこと。また一波乱ありそう。